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コロンビアで犬を飼うnarumiの犬日記です。

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HN:
narumi
性別:
女性
自己紹介:

ロキ:ラブラドール♂(2003年10月18日~2014年7月12日・未去勢・血統書なし)、ボゴタ近郊コタ生まれ

ハナ:雑種♀イングリッシュ・シェパードっぽい(推定2005年3月生・不妊手術済み)、ボゴタ生まれ

Hさん:narumiの夫、ボゴタ生まれ

narumi:コロンビア・ボゴタ在住日本生まれ、このうちで唯一のガイジン
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しかし所詮は段ボール箱。

犬の方は破壊が激しい時期でもあり、あっという間にぼろぼろになってしまいました。

しかも当然、犬はどんどん大きくなっていくので、何週間も経たないうちに箱は小さくなるし。



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ロキはもともと、「譲ってもらおうかな~、どうしようかな~」とまだ少し迷っていたときに、「子犬が成長しすぎて母犬が参っているので(9匹もいたし)、欲しいんなら早く取りに来て」と催促されて受け取りに行った犬でした。まだ生後42日。

まず前日に夫と行き、翌日、救助犬グループの人に一緒に行ってもらって決めました。どれも同じ白い子犬で、なんとなく雄犬にしようかなと思ってはいたものの、それ以外には特に決め手というのはありませんでした。

よく覚えていませんが、雄雌半々くらいだった記憶があるので、雄犬が4匹か5匹いたはずです。グループの人は、将来訓練することを考えると、中でも特に活発で大きな犬を自分なら選ぶだろうと言っていましたが、訓練するためだけに飼うのではないし(結局訓練自体辞めてしまいましたが)、家族にするんだから自分がいいと思うのを選べばいいと言われました。正論です。

と言われてもどれがどれか見分けるのも難しい状態でしたが、マイペースにちょろちょろ動き、しっぽの細長いのが比較的見分けやすかったのでそれにしました。これがロキです。

そんなわけなので、フードはかろうじて少しもらってきたものの、犬用具が何もない状態でした。

最初の家は段ボールでした。箱にして入れたら、外が見えなくて鳴いたので横に倒し、床がタイルで少し冷たいので箱の下に薄い発泡スチロールを敷きました(テレビか何かについていたもの)。

結局、それでしばらく過ごしていました。人の匂いのするものを入れるといいとネットで読んだので、私の古いセーターを入れましたが、実は洗濯してあるので匂いません。でも多少暖かかったかも。箱は居間に置いてあり、寝室のドアは閉めてあったので、始めの頃は明け方に鳴いて大変でした。ご近所にはさぞ迷惑だったことでしょう。


またハナに逃げられました。犬たちに留守番させておいて、家に帰ったときに隙間からぱーっと。

本気で逃げられたらとても捕まえられる相手じゃないのでほっといたら、3時間後くらいに帰ってきましたが。

たいてい、散歩から帰ってきたときとか、私が帰ってきたときとかはうれしがって飛びついてくるんですが、なんか避けています。逃げちゃったから私が怒っているということはわかっているんです。

こっちも無視(無視は、犬のしつけ方法の一つ。まあ、ハナは何度も逃げているのでたいして効き目ないわけですが)。

いつになく静かなハナなどいないかのように生活していましたが、2時間後くらいだったか、椅子に座っていたらちょっと手だけなめに来ました。ふだんはこういうときはこちらの膝に前足をかけて顔までなめに来るんですが、このときは遠慮がちで「ハナちゃんがいること忘れないでね」みたいな感じで、ちょっとほろりとしました。無視しましたが。

ハナの性格の根本に、何か自分を止められないものがあるんだろうなぁ。そういう私も、子どもの頃はどこに行っちゃうかわからない子だったのですが。だから悪気がないのはわかる。でもうちの犬なんだから、勝手にどこかに行くのはダメなわけよ。まだ1歳半(推定)だから、あと1年くらいしたら落ち着くのかな。それとも一生このままか。

彼女はその日は夜までどことなく静かでしたが、翌日はすっかり元の爆裂娘に戻っていました。翌日も出かけましたが、帰ったときは逃げないようにしっかり捕まえました。
近所にハナによく似た野良の雄犬が出没するようになり、Hさんはハナの兄弟だと盛り上がっています。

体格は雄の方がちょっと大きい。耳とか毛色とか、歩き方(ハナは後足を突っ張った、馬のような歩き方をする)は似ています。毛質は、ハナが短毛のわりに柔らかいのに対し、向こうは見たところ堅いみたいだけど。

しかし本人たちは挨拶する風でもない。ハナはどんな犬にも近寄りたがるんですが、ロキが一緒だと向こうが怖がってしまうよう。

そこで今朝、散歩の帰りに見かけたので、ロキを庭の柵につないでからハナだけ連れてその犬に近づいてみました。

そしたら相手が逃げる逃げる。普通、ハナを見て逃げるのは近所のロッキーくらいなんですけど(苦手らしい)。雄犬ならなおさら近づいてくるものですが。

ロキが嫌なんじゃなくてハナが嫌だったのか? 人間の私がついているのが嫌なのか? 兄弟じゃないのか、それとも本当に兄弟で、生まれたときからハナが苦手とか?

角を曲がって行ってしまったので、ハナはもっと近づこうとそっちに曲がりかけましたが、そこで置き去りにされたロキが背後から抗議。

ここでハナが立ち止まってしまいました。

「あ、あたしの群れの(と彼女は思っている)ロキをほっていったらあかんわ」
という責任感と、
「でもあの犬は気になる~」
という好奇心の板挟みでその場をうろうろするハナ。

私は彼女がその小さな頭で真剣に悩んでいるらしいのがおもしろくてしばらく観察していましたが、結局その隙に野良の方は見えなくなったので、ハナと一緒に帰りました。

ロキのところに来るとハナは例によってがうがうとロキの耳のあたりに噛みついて、「ちゃんとついてこなあかんやろ~!」と怒ってました。いや、彼のせいじゃないんですけどね。

しかしハナにとっては、生まれた場所も毛色も違うロキの方が今ではすっかり家族なんだろうなぁと思うとちょっと感動しました。

↓本文とは関係ありません。台所の床でだらだらする犬たち。邪魔だよ!
 パティオという名の洗濯物干場と、私がふだんPCを使っている部屋は低い窓でつながっているんですが、ハナはそこを平気で通り道にしています。

 デジカメの充電池を新調したついでに、動画を撮ってみました。30秒ほどですが、環境によっては再生が始まるまでに少し時間がかかる可能性があります。
http://www.flipclip.net/clips/kinako/9667d110d00848841f31ec0d6a96d553
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